Obsidianにはチェックボックス(- [ ])の機能がありますが、期限の設定や繰り返しタスク、横断的な検索となると標準機能では力不足です。Tasksプラグインを導入すれば、期限・優先度・繰り返しルールをタスクに付与し、Vault全体からタスクを検索・フィルターできるようになります。この記事では、インストールからタスクの記法、クエリによるフィルタリングまで解説します。
インストール方法
Tasksプラグインのインストール手順です。
- 「設定」→「コミュニティプラグイン」→「閲覧」を開く
- 「Tasks」で検索してインストール・有効化する
有効化後、設定画面で「Global task filter」を確認しましょう。デフォルトでは全てのチェックボックスがタスクとして認識されますが、特定のタグが付いたものだけをタスク扱いにすることも可能です。
タスクの記法
Tasksプラグインでは、標準のチェックボックス記法を拡張して、さまざまな情報を付加できます。
基本のタスク
- [ ] レポートを提出する
期限を設定する
- [ ] レポートを提出する 📅 2025-04-01
絵文字の 📅 は期限(due date)を示します。タスクの編集ダイアログからGUIで日付を設定することもできます。コマンドパレットで「Tasks: Create or edit task」を実行すると、ダイアログが表示されます。
その他の日付指定
🛫 2025-03-25:開始日(start date)⏳ 2025-03-28:予定日(scheduled date)📅 2025-04-01:期限日(due date)✅ 2025-04-01:完了日(done date)※自動記録
優先度の設定
- [ ] 緊急の対応 ⏫
- [ ] 通常のタスク 🔼
- [ ] 余裕があれば 🔽
繰り返しタスクの設定
Tasksプラグインの便利な機能のひとつが繰り返し設定です。
- [ ] 週次レポートを作成する 🔁 every week 📅 2025-03-28
繰り返し設定のバリエーションは豊富です。
🔁 every day:毎日🔁 every week:毎週🔁 every month:毎月🔁 every week on Monday:毎週月曜日🔁 every 2 weeks:2週間ごと
タスクを完了(チェックを入れる)すると、次の期日で新しいタスクが自動生成されます。繰り返しの起点は期限日をベースにするか、完了日をベースにするかも設定で選択できます。
クエリでタスクをフィルターする
Tasksプラグインの真骨頂がクエリ機能です。Vault全体に散らばったタスクを、条件を指定して一箇所にまとめて表示できます。
not done
due before tomorrow
sort by due
このクエリは「未完了かつ期限が明日より前のタスクを期限順に表示」します。
よく使うフィルター例
not done
due this week
sort by priority
done
done after 2025-03-01
sort by done reverse
not done
path includes プロジェクトA
sort by due
フィルター条件には due、done、priority、path、description、tag など多くの項目が使えます。複数の条件を組み合わせることで、必要なタスクだけを正確に抽出できます。
実用的な活用例
今日のタスクダッシュボード:デイリーノートに「今日が期限のタスク」「期限を過ぎたタスク」をクエリで表示し、毎朝確認する習慣を作れます。
プロジェクト別タスク管理:各プロジェクトのMOCに、そのプロジェクトに関するタスクだけを集約するクエリを配置できます。
週次レビュー用の完了タスク一覧:今週完了したタスクを自動表示し、振り返りに活用できます。
まとめ
Tasksプラグインは、Obsidianのシンプルなチェックボックスを本格的なタスク管理ツールに進化させるプラグインです。期限・優先度・繰り返しの設定、そしてクエリによる柔軟なフィルタリングを組み合わせれば、外部のタスク管理アプリは不要になるかもしれません。まずはデイリーノートにタスクダッシュボードを作るところから始めてみてください。
