TrelloやNotionのようなカンバンボードをObsidian内で使いたいと思ったことはありませんか?Kanbanプラグインを使えば、Obsidianのノートをドラッグ&ドロップ対応のカンバンボードに変換できます。しかもボードの実体はMarkdownファイルなので、他のノートとの連携やバージョン管理も自在です。この記事では、インストールからボードの作成、活用方法まで解説します。
インストール方法
Kanbanプラグインのインストール手順です。
- 「設定」→「コミュニティプラグイン」→「閲覧」を開く
- 「Kanban」で検索してインストール・有効化する
有効化が完了したら、すぐにカンバンボードを作成できます。特別な初期設定は必要ありません。
ボードの作成方法
カンバンボードを新規作成するには、以下の方法があります。
方法1:コマンドパレットから作成
Ctrl/Cmd + P でコマンドパレットを開き、「Kanban: Create new board」を実行します。新しいファイルが作成され、カンバンビューが表示されます。
方法2:既存ノートをボードに変換
空のノートを開き、コマンドパレットから「Kanban: Add a Kanban board to this note」を選択すると、そのノートがカンバンボードになります。
ボードが作成されると、列(レーン)を追加するUIが表示されます。「To Do」「In Progress」「Done」のような列を自由に作れます。
カードの追加・移動・編集
ボードの基本操作はとても直感的です。
カードの追加:各列の下部にある「Add a card」をクリックし、テキストを入力してEnterキーを押します。
カードの移動:カードをドラッグ&ドロップで別の列に移動できます。タスクのステータス変更がこの操作だけで完了します。
カードの編集:カードをクリックすると編集モードになります。カード内にはMarkdown記法が使えるため、リンクやチェックボックスも記述可能です。
カードにリンクを追加:[[ノート名]] と入力すれば、カードから別のノートへのリンクを作成できます。タスクに関連する資料やノートへすぐにアクセスできて便利です。
日付の追加:カードに日付を設定すると、期限管理にも使えます。カードのメニューから日付を追加できます。
Markdownとの関係
Kanbanプラグインの大きな特徴は、ボードの実体がMarkdownファイルであることです。ボードを「ソースモード」で表示すると、以下のような構造になっています。
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kanban-plugin: basic
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## To Do
- [ ] 企画書を作成する
- [ ] 参考資料を集める
## In Progress
- [ ] デザインの修正
## Done
- [x] ミーティング資料の作成
つまり、列はh2見出し、カードはチェックボックス付きのリスト項目として管理されています。このため、Kanbanプラグインがなくても内容を読むことができますし、Git等でバージョン管理するのも容易です。
活用例
プロジェクト管理:各プロジェクトごとにカンバンボードを作成し、タスクの進捗を「未着手」「進行中」「レビュー」「完了」の4列で管理できます。
コンテンツ制作:ブログ記事やYouTube動画の制作工程を「アイデア」「下書き」「編集中」「公開済み」で管理できます。
週次タスク管理:月曜から金曜までの列を作り、各日のタスクを振り分ける使い方もあります。
引越し・イベント準備:やることが多い一大イベントのタスクをカテゴリ別に整理するのにも最適です。
まとめ
Kanbanプラグインは、視覚的なタスク管理をObsidian内で実現できる便利なプラグインです。ドラッグ&ドロップの直感的な操作、Markdownベースのデータ構造、他のノートとのリンク連携など、Obsidianの強みを活かしたタスク管理が可能になります。外部のタスク管理ツールを減らしたい方は、ぜひ試してみてください。
