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Dataviewプラグインの使い方|Obsidianをデータベース化する

Obsidianにノートが増えてくると、「あのノートどこだっけ?」「特定の条件に合うノートだけ一覧で見たい」と感じることが増えてきます。そんなときに活躍するのがDataviewプラグインです。Dataviewを使えば、Vault内のノートをデータベースのように検索・抽出・一覧表示できます。この記事では、インストールから基本的なクエリの書き方、実用的な活用例まで丁寧に解説します。

目次

Dataviewプラグインのインストール方法

Dataviewはコミュニティプラグインとして提供されています。以下の手順でインストールしましょう。

  1. Obsidianの「設定」を開く
  2. 左メニューから「コミュニティプラグイン」を選択
  3. 「制限モード」がオンになっている場合はオフにする
  4. 「閲覧」をクリックし、検索欄に「Dataview」と入力
  5. Dataviewを選択して「インストール」→「有効化」をクリック

インストールが完了すると、ノート内でDataviewクエリが使えるようになります。特別な初期設定は不要ですが、設定画面で「Enable JavaScript Queries」をオンにすると、より高度なクエリも書けるようになります。

基本クエリの書き方:LIST・TABLE・TASK

Dataviewでは、コードブロック内にクエリを記述します。基本となるのは3つの出力形式です。

LIST(リスト表示)

ノートをリスト形式で表示します。最もシンプルな形式です。

LIST
FROM "日記"
SORT file.ctime DESC

この例では「日記」フォルダ内のノートを作成日時の新しい順で一覧表示します。

TABLE(テーブル表示)

ノートを表形式で表示します。複数のプロパティを列として並べられるのが特徴です。

TABLE 著者, 評価, 読了日
FROM "読書ノート"
SORT 評価 DESC

TASK(タスク表示)

ノート内のチェックボックス(タスク)だけを抽出して表示します。

TASK
FROM "プロジェクト"
WHERE !completed

未完了のタスクだけを抜き出すといった使い方が可能です。

YAML Frontmatterとの連携で真価を発揮する

Dataviewが本領を発揮するのは、YAML frontmatterと組み合わせたときです。各ノートの冒頭に以下のようなメタデータを記述しておきます。

---
tags: [読書, ビジネス]
著者: 山田太郎
評価: 4
読了日: 2025-03-15
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このようにプロパティを定義しておけば、Dataviewクエリでフィルターやソートの条件として使えます。たとえば「評価が4以上の読書ノート」だけを抽出するクエリは以下のように書けます。

TABLE 著者, 評価
FROM #読書
WHERE 評価 >= 4
SORT 評価 DESC

frontmatterのプロパティ名はそのままフィールド名として使えるので、直感的にクエリを組み立てられます。

実用的な活用例

Dataviewの実用例をいくつか紹介します。

プロジェクト管理ダッシュボード:各プロジェクトノートにステータス(進行中・完了・保留)をfrontmatterで付けておき、TABLE形式でダッシュボードを作成できます。

読書記録一覧:読んだ本のノートに評価や読了日を記録し、年間の読書一覧を自動生成できます。

日記の振り返り:日記フォルダから今月のノートだけをLISTで抽出し、月次レビュー用のまとめページを作れます。

タスクの横断検索:複数のプロジェクトフォルダに散らばったタスクを、TASK形式で一箇所に集約できます。

まとめ

Dataviewプラグインを導入すれば、ObsidianのVaultがそのままデータベースとして機能するようになります。LIST・TABLE・TASKの3つの出力形式を覚え、YAML frontmatterでノートにメタデータを付けておくだけで、さまざまな角度からノートを検索・一覧表示できます。最初はシンプルなLISTクエリから始めて、徐々にTABLEやフィルター条件を使いこなしていくのがおすすめです。ノートが増えるほどDataviewの便利さを実感できるはずです。

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