Obsidianのノートをもっと見やすく整理したいと思ったことはありませんか?Callout(コールアウト)機能を使えば、注意書き、ヒント、警告などの情報を目立つボックスで表示できます。以前はAdmonitionプラグインとして提供されていましたが、現在はObsidian本体にCallout構文が組み込まれています。この記事では、Calloutの基本構文から種類一覧、カスタマイズ方法まで解説します。
Calloutの基本構文
Calloutは、引用記法(>)を拡張した形で記述します。基本構文は以下の通りです。
> [!note] タイトル
> ここに内容を書きます。
> 複数行にわたって書くことも可能です。
この記述をプレビューモードで表示すると、アイコン付きのカラフルなボックスとして表示されます。
構文のポイントは以下の通りです。
> [!タイプ]の形でCalloutの種類を指定する- タイプの後にスペースを空けてタイトルを記述する(省略可)
- タイトルを省略した場合はタイプ名がそのままタイトルになる
- 内容は
>に続けて記述する
Calloutの種類一覧
Obsidianには多くのCalloutタイプが標準で用意されています。主なものを紹介します。
情報系
[!note]:一般的なメモ。青色のアイコン[!info]:情報提供。青色のアイコン[!abstract]:要約・概要。水色のアイコン
ポジティブ系
[!tip]:ヒント・コツ。緑色のアイコン[!success]:成功・達成。緑色のアイコン[!example]:例示。紫色のアイコン
注意・警告系
[!warning]:警告。オレンジ色のアイコン[!caution]:注意。オレンジ色のアイコン[!danger]:危険。赤色のアイコン[!bug]:バグ・不具合。赤色のアイコン
その他
[!question]:疑問・FAQ。オレンジ色のアイコン[!quote]:引用。グレーのアイコン[!todo]:To-Do。青色のアイコン
同じ見た目のエイリアスも用意されており、たとえば [!hint] は [!tip] と同じ表示になります。
折りたたみ機能
Calloutには折りたたみ機能があります。タイプの後に + または - を付けることで制御できます。
デフォルトで展開(クリックで折りたたみ可能)
> [!note]+ 詳細はこちら
> ここに詳しい内容を書きます。
デフォルトで折りたたみ(クリックで展開可能)
> [!note]- 詳細はこちら
> ここに詳しい内容を書きます。
折りたたみ機能は、長い補足情報や参考リンクをまとめておきたいときに便利です。ノートの本筋を邪魔せず、必要なときだけ詳細を確認できます。
カスタムCalloutの作り方
標準のCalloutタイプでは足りない場合、CSSスニペットで独自のCalloutを作成できます。
以下は「recipe(レシピ)」というカスタムCalloutの例です。
.callout[data-callout="recipe"] {
--callout-color: 255, 145, 0;
--callout-icon: lucide-chef-hat;
}
このCSSを .obsidian/snippets/ フォルダに保存し、設定の「外観」→「CSSスニペット」で有効化すれば、以下のように使えます。
> [!recipe] カレーの作り方
> 材料と手順をここに記載します。
アイコンにはLucide Iconsが利用できます。好みのアイコンと色を組み合わせて、自分だけのCalloutを作ってみましょう。
実用的な使い方のコツ
Calloutを効果的に使うためのコツをいくつか紹介します。
使いすぎに注意する:Calloutが多すぎるとかえって読みにくくなります。本当に強調したい情報に絞って使いましょう。
ノート内での一貫性を保つ:注意事項には常に [!warning]、ヒントには常に [!tip] というように、種類の使い分けルールを決めておくと統一感が出ます。
ネスト(入れ子)も可能:Calloutの中にさらにCalloutを入れることもできます。>> で深い引用レベルを指定します。
> [!note] 親Callout
> 内容
>> [!tip] 子Callout
>> 補足情報
まとめ
Callout(Admonition)は、Obsidianのノートを視覚的に整理するための強力な機能です。標準で多くのタイプが用意されており、折りたたみ機能やカスタムCalloutの作成にも対応しています。適切に使えば、ノートの読みやすさと情報の伝わりやすさが大きく向上します。まずは [!note] や [!tip] から使い始めて、徐々にバリエーションを広げていきましょう。
