Obsidianを使い始めると、だいたい一度はこう思います。
- ノートの書き方って決めたほうがいい?
- フォルダ構成、タグ、リンクのルールを作るべき?
- Zettelkastenとか、ちゃんと理解したほうがいい?
正直に言うと、自分はどれも途中で疲れてしまいました。
この記事では、
「ノートのルールを決めなかった結果、逆に続いた」
という実体験ベースで、Obsidianの運用例を紹介します。
Obsidianでノートが続かない理由は「書き方」じゃない
ノートが続かない理由として、よく言われるのは
- 目的が曖昧
- 使いこなせていない
- ルールがない
でも、個人的にはこれが一番大きかったです。
最初から“整ったノート”を作ろうとしたこと
書く前に考えることが多すぎると、
ノートを開くのがちょっと面倒になります。
- このノートはどのフォルダ?
- タグは何を付ける?
- リンク貼ったほうがいい?
考えているうちに、「まあ、あとでいいか」となること。
これ、めちゃくちゃ普通だと思います。

ルールを決めない運用に切り替えたきっかけ
あるときから、こんな感じの運用に変わりました。
- フォルダは気にしない
- タグは使わない
- ノートの形式は毎回バラバラでOK
要するに、
「メモ帳として使う」
これだけ。
すると、不思議なことに
ノートを書く心理的ハードルが一気に下がりました。
実際の運用例:こんなノートを書いています
① タイトルは雑でいい
- 2024-05-考えてること
- 仕事でモヤっとした
- Obsidianの使い方メモ
あとから見返す前提じゃないので、
検索できれば十分です。
② 中身は箇条書き+独り言
文章も整えません。
・朝から集中できない
・Slack多すぎる
・この状態でタスク管理しても意味ない気がする
Markdownを意識するのもやめました。
書ければOK。
③ リンクは「思い出したら貼る」
双方向リンクは便利ですが、
最初から意識すると疲れます。
- 書いている途中で
「あ、これ前にも書いたな」と思ったらリンク - 思い出さなければ、そのまま
**リンクはあとから勝手に育つもの、くらいの感覚です。
それでも困らない理由
「ルールなしで、本当に大丈夫?」と思うかもしれません。
結論から言うと、まったく困りませんでした。
理由はシンプルで、
- Obsidianは全文検索が強い
- ファイルは消えない
- そもそもノートは思考の途中経過だから
整理されていなくても、必要な情報はだいたい見つかります。
ルールが必要になるのは「後から」
面白いことに、しばらく使っていると自然に思います。
- この種類のノート、多いな
- これはまとめたいかも
- このテーマ、分けたほうが楽だな
このタイミングで初めて、
- フォルダを切る
- タグを作る
- テンプレートを用意する
で、全然遅くないです。
使いながら決まったルールは、ちゃんと続きます。
「ちゃんと使えなくていい」という話
Obsidianは、どうしても“上級者の使い方”が目に入ります。
- 緻密なリンク構造
- 完璧な思考整理
でも、それを見て
自分は全然できてないな…
と思ったら、たぶん見なくていいです。
ノートは成果物じゃなくて、
考えている途中のゴミ箱みたいなものでもいい。
続いているなら、それが正解です。
まとめ:ルールを決めないのも立派な戦略
- Obsidianに最初からルールはいらない
- 書くことのハードルを下げるのが最優先
- 整理は「必要になってから」で遅くない
もし今、
- 書き方に迷って止まっている
- ルールを決めきれずに疲れている
なら、一度すべて忘れて
**「ただ書く」だけに戻ってみてください。
それでもObsidianは、ちゃんと使えています。
