Obsidianはキーボード操作との相性が非常に良いアプリです。マウスでメニューを辿る操作も、ショートカットキーを使えば一瞬で完了します。よく使う操作にショートカットを割り当てておくだけで、ノートの作成・編集・移動が圧倒的に速くなります。
この記事では、Obsidianのデフォルトショートカットキーの一覧と、カスタム設定の方法、そしておすすめのショートカット設定を紹介します。
覚えておきたいデフォルトショートカット一覧
Obsidianには多くのデフォルトショートカットが用意されています。まずは頻繁に使うものから覚えましょう。以下はmacOS基準で記載しています。Windowsの場合はCmdをCtrlに読み替えてください。
ファイル操作
| 操作 | ショートカット |
| — | — |
| 新規ノート作成 | `Cmd + N` |
| クイックスイッチャー | `Cmd + O` |
| ファイルを保存 | `Cmd + S` |
| 現在のファイルを閉じる | `Cmd + W` |
| 設定を開く | `Cmd + ,` |
編集操作
| 操作 | ショートカット |
| — | — |
| 太字 | `Cmd + B` |
| 斜体 | `Cmd + I` |
| リンクを挿入 | `Cmd + K` |
| インデント追加 | `Tab` |
| インデント削除 | `Shift + Tab` |
| 行を上に移動 | `Alt + ↑` |
| 行を下に移動 | `Alt + ↓` |
| 行を削除 | `Cmd + Shift + K` |
ナビゲーション
| 操作 | ショートカット |
| — | — |
| コマンドパレット | `Cmd + P` |
| 全文検索 | `Cmd + Shift + F` |
| ノート内検索 | `Cmd + F` |
| 戻る | `Cmd + Alt + ←` |
| 進む | `Cmd + Alt + →` |
パネル操作
| 操作 | ショートカット |
| — | — |
| 左サイドバーの切り替え | `Cmd + Shift + L`(要設定) |
| 右サイドバーの切り替え | `Cmd + Shift + R`(要設定) |
| タブを切り替え | `Ctrl + Tab` |
まずはコマンドパレット(Cmd + P)を覚えることが最も重要です。コマンドパレットからほぼすべての操作を実行できるため、ショートカットキーを忘れたときの救済手段にもなります。
ショートカットキーのカスタム設定方法
Obsidianでは、すべてのコマンドに対して自由にショートカットキーを割り当てられます。
設定手順は以下の通りです。
Cmd + ,で設定画面を開く- 左メニューから「ホットキー」を選択する
- 検索ボックスにコマンド名を入力して絞り込む
- 該当コマンドの右側にある
+アイコンをクリックする - 割り当てたいキーの組み合わせを押す
- キーが登録される
既に他のコマンドに割り当てられているキーの組み合わせを指定すると、競合の警告が表示されます。競合を解消するには、既存の割り当てを削除するか、別のキーの組み合わせを使います。
設定したショートカットを削除したい場合は、そのコマンドの横にある×アイコンをクリックします。
作業効率を上げるおすすめのショートカット設定
デフォルトでは未設定だが、設定しておくと便利なショートカットを紹介します。
デイリーノートを開く: Cmd + D(推奨)
デイリーノートを毎日使う方には必須の設定です。どの画面からでも一発で今日のデイリーノートにアクセスできます。
ノートを別のフォルダに移動: Cmd + Shift + M(推奨)
ノートを整理するとき、ファイルエクスプローラーでドラッグするよりもショートカットからフォルダを選択する方が圧倒的に速いです。
見出しの切り替え・折りたたみ
長いノートを編集するとき、見出しの折りたたみ・展開にショートカットを割り当てておくと便利です。「現在の折りたたみを切り替え」に好みのキーを設定しましょう。
サイドバーの切り替え
左右のサイドバーをキー操作で表示・非表示にできると、エディタの作業領域を素早く広げられます。集中モードへの切り替えがスムーズになります。
テンプレートの挿入: Cmd + T(推奨)
テンプレートプラグインを使っている場合、テンプレート挿入のショートカットを設定しておくと、新規ノート作成後の定型作業が効率化されます。
ショートカットを効率よく覚えるコツ
一度に大量のショートカットを覚えようとすると挫折しがちです。以下の方法で少しずつ身につけていきましょう。
まず3つだけ覚える: 最初に覚えるべきはCmd + P(コマンドパレット)、Cmd + O(クイックスイッチャー)、Cmd + N(新規ノート)の3つです。この3つだけで基本操作は大幅にスピードアップします。
1週間に1つずつ追加する: 新しいショートカットを1つ決めて、1週間はそれを意識的に使います。体が覚えたら次のショートカットに進みます。
コマンドパレットで操作名を確認する: コマンドパレットにはショートカットキーも表示されるため、操作を実行しながら自然とキーの組み合わせを覚えられます。
チートシートを作る: よく使うショートカットをObsidianのノートにまとめておき、忘れたらすぐ参照できるようにしておくのも有効です。
まとめ
Obsidianのショートカットキーについて解説しました。
Cmd + P(コマンドパレット)は最優先で覚えるべきショートカット- デフォルトのショートカットでファイル操作・編集・ナビゲーションをカバーできる
- 設定画面の「ホットキー」からすべてのコマンドにキーを割り当て可能
- デイリーノートやノート移動など、よく使う操作にはカスタムショートカットを設定する
- 一度に覚えようとせず、少しずつ増やしていくのが続けるコツ
ショートカットキーは、覚えた数だけ作業が速くなります。最初はコマンドパレットに頼りながら、日常的に使う操作から順番にキーボード操作に移行していきましょう。気がつけば、マウスにほとんど手を伸ばさずにObsidianを操作できるようになっているはずです。
