実際に業務で使ってるSaaS全公開【2026年版】

「SaaS多すぎて、結局どれ使えばいいの?」

ツール選びに悩む気持ち、よくわかります。比較サイトを見ても「機能一覧」や「料金表」が並んでいるだけで、実際に業務で使ってみてどうなのかがわからない。

この記事では、日常業務で実際に使っているSaaSを、カテゴリ別にまとめました。良い点もイマイチな点も正直に書いています。

目次

結論:忙しい人向けの3行まとめ

  • ナレッジ管理はObsidian一択。ローカル保存×Markdownで、自分の思考が資産になる
  • プロジェクト管理・会計・コミュニケーションは会社の規模とフェーズで選ぶべき
  • ここで紹介するSaaSの多くはデジタル化・AI導入補助金で最大4/5補助になる。導入前に必ずチェックを

ナレッジ管理

Obsidian(イチオシ)

何に使ってるか: 議事録、業務ナレッジ、アイデアメモ、日報、プロジェクトの思考整理。いわば「仕事の第二の脳」。

良い点:
– データがローカルのMarkdownファイル。サービス終了リスクがゼロ
– プラグインで何でもできる(タスク管理、カレンダー、データベース的な使い方まで)
– 動作が軽い。Notionのように「読み込み中…」でイラつくことがない
– リンクとバックリンクで情報が自然につながる

イマイチな点:
– 初期設定にやや手間がかかる(ただし、当サイトで解説記事を多数用意しています)
– リアルタイム共同編集はできない。チームで使うには工夫が必要
– モバイルアプリは改善中だが、まだPC中心

※Obsidianの詳しい使い方はObsidianカテゴリの記事一覧をどうぞ。

Notion

何に使ってるか: チームへの情報共有、社外向けドキュメント、簡易データベース。

良い点:
– UIが直感的で、非エンジニアでもすぐ使える
– データベース機能が強力(テーブル、カレンダー、ボード表示を切り替え可能)
– リアルタイム共同編集ができる

イマイチな点:
– ページが増えると重くなる
– データがクラウド上にしかない(エクスポートは可能だが面倒)
– 無料プランの制限が厳しくなってきている

※Obsidianの詳しい使い方はObsidianカテゴリの記事一覧をどうぞ。Notionとの比較記事も準備中です。


プロジェクト管理

Backlog

何に使ってるか: WEB制作案件の進行管理、課題管理、クライアントとの共有。

良い点:
– 日本語UIが自然。クライアントにも「ここ見てください」と言いやすい
– 課題管理+Wiki+Gitリポジトリが一体化している
– ガントチャートが標準装備

イマイチな点:
– UIが少し古い印象
– API連携の選択肢がAsanaやJiraに比べると少ない
– プラン料金がやや高め(スタンダードで月12,980円〜)

Asana

何に使ってるか: マーケティング施策の管理、チーム横断のタスク管理。

良い点:
– UIが洗練されていて使いやすい
– タイムライン、ボード、リスト表示を自由に切り替え
– 自動化(ルール機能)が便利

イマイチな点:
– 高機能すぎて、小規模チームにはオーバースペック
– 日本語サポートが英語に比べると手薄
– 無料プランだとタイムラインが使えない

※詳しくは「Backlog vs Asana vs Jira 比較記事」で解説しています。


会計・経理

freee

何に使ってるか: 経理業務全般、確定申告、請求書発行。

良い点:
– 経理の知識がなくても使えるUI設計
– 銀行口座・クレカとの自動連携が強力
– 確定申告までfreee内で完結する

イマイチな点:
– 仕訳のカスタマイズ性は簿記経験者からすると物足りない
– プランによる機能制限の差が大きい

マネーフォワード クラウド

何に使ってるか: 会計+給与+勤怠をまとめて管理。

良い点:
– シリーズ製品(会計・給与・勤怠・経費)が連携して強い
– 簿記の知識がある人には使いやすい仕訳入力
– API連携が豊富

イマイチな点:
– freeeに比べると初期設定がやや複雑
– 各サービスが別契約なので、トータルコストが見えにくい

※詳しくは「freee vs マネーフォワード 比較記事」で解説しています。


コミュニケーション

Slack

何に使ってるか: 社内のチャットコミュニケーション。チャンネル分けで案件別・チーム別に管理。

良い点:
– チャンネル設計次第で情報が整理される
– 外部ツールとの連携が圧倒的に多い(GitHub、Backlog、Google Calendar等)
– ハドルミーティングでちょっとした通話もできる

イマイチな点:
– 無料プランはメッセージ履歴90日制限
– 通知の嵐になりがち(運用ルールが大事)
– Teamsに比べるとビデオ会議機能は弱い

Google Workspace

何に使ってるか: メール(Gmail)、カレンダー、ドライブ(ファイル共有)、Meet(ビデオ会議)。

良い点:
– 全部入りで月680円〜。コスパが高い
– Googleアカウントで完結するので導入が楽
– 独自ドメインのメールが使える

イマイチな点:
– スプレッドシートは大量データに弱い
– 管理コンソールがやや分かりにくい


デザイン

Figma

何に使ってるか: WEBデザインのカンプ作成、ワイヤーフレーム、プロトタイプ。

良い点:
– ブラウザで動く。インストール不要
– リアルタイム共同編集ができる
– デザインシステムの構築に強い
– 開発者への受け渡し(Dev Mode)が便利

イマイチな点:
– デザイナー以外には学習コストが高い
– 無料プランのファイル数制限
– オフラインでは使えない

Canva

何に使ってるか: SNS投稿画像、プレゼン資料、簡単なバナー制作。

良い点:
– テンプレートが豊富。デザイナーじゃなくてもそれなりのものが作れる
– ブランドキット機能でロゴ・カラーを統一管理
– 動画編集も簡易的にできる

イマイチな点:
– 細かいデザイン調整はできない(Figmaとの棲み分け)
– 無料素材に限界がある
– プロのデザイン制作には向かない


開発

GitHub

何に使ってるか: ソースコード管理、コードレビュー、CI/CD。

良い点:
– 業界標準。エンジニアなら説明不要
– GitHub Actionsで自動化が組める
– GitHub Copilotが便利

イマイチな点:
– 非エンジニアにはハードルが高い
– プライベートリポジトリの無料枠に制限あり

VS Code(Visual Studio Code)

何に使ってるか: コーディング全般。

良い点:
– 無料で高機能
– 拡張機能のエコシステムが巨大
– GitHub Copilotとの統合が自然

イマイチな点:
– 拡張を入れすぎると重くなる
– 設定項目が多くて迷う(ただし初期設定のままでも十分使える)


その他

1Password

何に使ってるか: パスワード管理、チーム間のログイン情報共有。

良い点:
– チームで安全にパスワードを共有できる
– ブラウザ拡張で自動入力
– 二段階認証のコード管理もできる

Zoom

何に使ってるか: クライアントとのオンラインミーティング。

良い点:
– 通話品質が安定している
– 「Zoom使えますか?」で通じる普及率
– 録画・文字起こし機能


SaaS選びのコツ

会社の規模で選ぶ

規模 おすすめの考え方
1〜5人 無料プランで始めて、必要になったら課金。Obsidian + Google Workspace + freeeで十分回る
5〜20人 コミュニケーション(Slack)とプロジェクト管理(Backlog/Asana)を整備。属人化を防ぐ
20〜50人 セキュリティとガバナンスを意識。1Password、GitHub等の有料プランを検討

よくある失敗

  • 「全部入り」を最初から求める → 使わない機能に毎月お金を払い続ける
  • 無料にこだわりすぎる → 機能制限でかえって時間を浪費する
  • 他社が使ってるから → 自社の業務フローに合わないツールを導入してしまう

大事なのは「自社の課題は何か?」から逆算すること。ツールありきで考えない。


デジタル化・AI導入補助金で、これらのSaaSが最大4/5補助に

ここで紹介したSaaSの多くは、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の対象です。

  • 補助率:最大4/5(インボイス枠・小規模事業者の場合)
  • 補助上限:最大450万円(通常枠)
  • 対象:中小企業・小規模事業者

たとえばfreeeの年間利用料やBacklogの導入費用を、補助金で賄える可能性があります。

「うちも対象かも?」と思ったら、以下の記事もチェックしてみてください。

※「デジタル化・AI導入補助金で導入できるSaaS一覧
※「デジタル化・AI導入補助金 2026年度 完全ガイド


まとめ

SaaS選びに正解はありませんが、実際に使ってみた感想が参考になれば嬉しいです。

個人的に一番推しているのはObsidian。ローカルにデータを持てる安心感と、プラグインによる拡張性は他のツールにない強みです。

各ツールの詳しい比較記事も順次公開していくので、気になるカテゴリがあればぜひチェックしてください。

目次