Obsidianを使い込んでいくと、Vault内のノート数が増え、特定のノートにたどり着くまでに時間がかかるようになります。よく開くノートや頻繁に参照するファイルがある場合、Bookmarks(ブックマーク)機能を活用すると素早くアクセスできるようになります。BookmarksはObsidianのコアプラグインとして搭載されており、追加インストールなしで使えます。この記事では、設定方法からグループ管理、旧スター機能との違いまで解説します。
コアプラグインとしての有効化
Bookmarksはコアプラグインなので、コミュニティプラグインのようなインストール作業は不要です。
- 「設定」→「コアプラグイン」を開く
- 「ブックマーク」がオンになっているか確認する(デフォルトでオン)
有効化すると、左サイドバーにブックマークアイコン(しおりマーク)が表示されます。クリックするとブックマークパネルが開きます。
ブックマークの追加方法
ノートをブックマークに追加する方法は複数あります。
方法1:右クリックメニューから
ファイルエクスプローラでノートを右クリックし、「ブックマーク」を選択するだけです。
方法2:コマンドパレットから
ブックマークしたいノートを開いた状態で、Ctrl/Cmd + P → 「Bookmark current file」を実行します。
方法3:ノートのメニューから
ノートを開いた状態で、右上の三点メニュー(...)から「ブックマーク」を選択します。
ブックマークできる対象
Bookmarks機能では、ノートだけでなく以下の対象もブックマークできます。
- 特定の見出し:ノート内の特定のh2やh3をブックマーク可能
- ブロック:特定の段落やリストアイテムを指定してブックマーク
- 検索クエリ:よく使う検索条件をブックマーク
- グラフビュー:特定の設定のグラフビューをブックマーク
グループ管理
ブックマークはグループ(フォルダのようなもの)で整理できます。
ブックマークパネル上部の「新しいブックマークグループ」アイコンをクリックすると、グループを作成できます。作成したグループに、ドラッグ&ドロップでブックマークを移動できます。
たとえば以下のようなグループ分けが便利です。
- 日常:デイリーノートテンプレート、インボックス、タスクダッシュボード
- プロジェクトA:プロジェクトのMOC、仕様書、進捗管理ボード
- リファレンス:よく参照するドキュメント、チートシート
グループは並び替えも可能で、よく使うグループを上に配置しておくと効率的です。ブックマーク内の並び順はドラッグ&ドロップで自由に変更できます。
スター機能との違い
以前のObsidianには「スター」というコアプラグインがありました。Bookmarksはスター機能の後継にあたります。主な違いは以下の通りです。
| 機能 | スター(旧) | ブックマーク(現在) |
|——|————|——————-|
| ノートのお気に入り | 対応 | 対応 |
| 見出し・ブロック指定 | 非対応 | 対応 |
| 検索クエリの保存 | 非対応 | 対応 |
| グループ管理 | 非対応 | 対応 |
| 並び替え | 非対応 | 対応 |
Bookmarksはスター機能の上位互換であり、スター機能から移行した場合、以前のスターは自動的にブックマークとして引き継がれます。
活用のヒント
ブックマークを最大限に活用するためのヒントを紹介します。
ホットキーの設定:「ブックマークを表示」コマンドにホットキーを割り当てておくと、いつでも素早くブックマークパネルを開けます。
MOCとの併用:プロジェクトのMOC(Map of Content)をブックマークしておくと、そこを起点に関連ノートへたどれます。
一時的なブックマーク:作業中のノートを一時的にブックマークしておき、作業が終わったら外す、という使い方も有効です。
検索クエリのブックマーク:よく使う検索条件(例:「未完了タスク」「今月作成したノート」)をブックマークしておくと、再入力の手間が省けます。
まとめ
Bookmarksは、Obsidianのコアプラグインとして搭載されているアクセス効率化機能です。ノート、見出し、検索クエリなど幅広い対象をブックマークでき、グループ分けによる整理も可能です。Vault内のノートが増えてきたら、よく使うノートをブックマークに登録して、素早いアクセスを実現しましょう。
